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ごにゅう
ふりがな文庫
“ごにゅう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
悟入
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
悟入
(逆引き)
嘗
(
な
)
めて来なければ芸道の
真諦
(
しんたい
)
に
悟入
(
ごにゅう
)
することはむずかしい彼女は従来甘やかされて来た他人に求むるところは
酷
(
こく
)
で自分は苦労も
屈辱
(
くつじょく
)
も知らなかった誰も彼女の
高慢
(
こうまん
)
の鼻を
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
宗教的な意味で絶対者に触れることあるいは絶対境に
悟入
(
ごにゅう
)
することは彼の問題ではない。彼が天をいうにしても、それはソクラテスのダイモンや神託ほどにも宗教的色彩を持たない。
孔子
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
如何にも禅僧の遺偈を想わせるもので、死に臨み徹した
悟入
(
ごにゅう
)
があったようにも受取れるが、近時歴史的考証が進むにつれ、何とそれが他人の遺偈からの
剽窃
(
ひょうせつ
)
である事が
判
(
わか
)
りがっかりする。
民芸四十年
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
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