“ごじゆみやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御壽命50.0%
御寿命50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「はい、うへせてきます。」かるうなづいて、先生せんせいが、「おまへたち、銚子てうしをかへな。」……ちゝ、ちゝ、はゝのなきあとに、ひとへにたのみまゐらする、その先生せんせい御壽命ごじゆみやうが。
湯どうふ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
その為にも「お隣の先生」の御寿命ごじゆみやうのいやながに長からんことを祈り奉る。香取先生にも何かと御厄介になること多し。時には叔父をぢ一人ひとり持ちたる気になり、甘つたれることもなきにあらず。
田端人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)