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ごかんぺき
ふりがな文庫
“ごかんぺき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
御癇癖
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御癇癖
(逆引き)
番「へえ/\只今差上げますあの誰かお盆へ塩を持って来て上げな、どうも
御癇癖
(
ごかんぺき
)
だから、お手をお洗い遊ばすのだろう、へえお塩を」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
真槍の仕合があって以来、殿の
御癇癖
(
ごかんぺき
)
が募ったという警報が、一城の人心をして、忠直卿に対して
恟々
(
きょうきょう
)
たらしめた。
忠直卿行状記
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
よくよく
御癇癖
(
ごかんぺき
)
が
募
(
つの
)
っているとみえるのです。それっきり、
褥
(
しとね
)
を取ろうともせずに立ちはだかったまま、じりじりとしていられたが、意外なところへさらに大きな飛び雷が落ちました。
旗本退屈男:11 第十一話 千代田城へ乗り込んだ退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
五郎治殿御病気とは申しながら誠に
御癇癖
(
ごかんぺき
)
が強く、時々斯ういうお高声があります事で、
悪
(
あ
)
しからず……あなた、左様なことを御意遊ばすな、それがお悪い、お高声を
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
御癇癖
(
ごかんぺき
)
が強く、
聊
(
いさゝ
)
かな事にも
暴々
(
あら/\
)
しくお
高声
(
こうせい
)
を遊ばして、手打にするなどという
烈
(
はげ
)
しい御気性、
乃
(
そこ
)
でどうも御舎弟様には
附
(
つき
)
が悪いので上屋敷へ
諂
(
へつら
)
う者も多いが、今大殿様もお加減の悪い処であるから
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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