“ごうだつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
強奪81.8%
劫奪9.1%
豪奪9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
地位や権勢を利用して他人の所有物を強奪ごうだつするのでは、ふたもない野暮やぼな話で、自慢にも何もなりはしない。
少将滋幹の母 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
しかし劫奪ごうだつ執拗しつようであった。戦場の片すみに銃火のひらめいてる間に盗人らは他の片すみにおいて略奪した。
そこで無理やりに千金を押付おしつけて、別に二百金を中間に立って取做とりなしてくれる人にむくい、そして贋鼎を豪奪ごうだつするようにして去った。
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)