“こゝろばせ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
心事50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
神のみもとに歸るにあたりて缺くべからざるところの物を涙にましむる魂よ、わがために少時しばらく汝の大いなるこゝろばせを抑へて 九一—九三
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
爾國みくにの平和を我等のもとに來らせたまへ、そは若し來らずば、我等こゝろばせを盡すとも自ら到るあたはざればなり 七—九
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
いつも樂しさうに見えるばかりか、心事こゝろばせも至て正しいので孤兒には珍しいと叔父をはじめ土地の者皆に、感心せられて居たのである。
少年の悲哀 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)