“こんしん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
渾身94.6%
懇親2.7%
渾心2.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ父こそは、父こそは渾身こんしん愛に満ちたれど、その父中将すらもさすがに母の前をばかねらるる、それも思えば慈愛の一つなり。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
と先輩後輩のことが分って急に懇親こんしんを加えた。松浦夫人は未だ若かった。その妹さんが秀子ひでこさんと芳子よしこさんで、その下に中学生の弟があった。新太郎君と寛一君はこの少年に游泳およぎを教えた。
脱線息子 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
やみにひとふり渾心こんしん
全都覚醒賦 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)