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こんきょち
ふりがな文庫
“こんきょち”の漢字の書き方と例文
語句
割合
根拠地
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
根拠地
(逆引き)
兎に角此気まぐれな小川でも、これあるが為に少しは田も出来る。
堤
(
つつみ
)
の
萱
(
かや
)
や
葭
(
よし
)
は青々と
茂
(
しげ
)
って、
殊更
(
ことさら
)
丈
(
たけ
)
も高い。これあるが為に、夏は
螢
(
ほたる
)
の
根拠地
(
こんきょち
)
ともなる。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
したがって評家としての余の
位地
(
いち
)
を高めんがためにこの篇を草したのではない。時間の許す限り世の評家と共に過去を研究して、出来得る限りこの
根拠地
(
こんきょち
)
を作りたいと思う。
作物の批評
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
相手国たる独国の海軍
根拠地
(
こんきょち
)
ウィルヘルムスハーフェンを去ること実に五百六十
哩
(
マイル
)
の
遠隔
(
えんかく
)
の地にあり、独国軍艦にお目にかかるのには、外野席以上の
遠方
(
えんぽう
)
の地点で、これほど縁どおいところはない。
沈没男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
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