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こよね
ふりがな文庫
“こよね”の漢字の書き方と例文
語句
割合
小米
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小米
(逆引き)
「今もネ、花ちやん」と丸井老人は真面目顔「例の
芸妓殺
(
げいしやころし
)
——
小米
(
こよね
)
の一件に
就
(
つい
)
て先生に伺つて居た所なんだ」と言ひつゝ
盃
(
さかづき
)
差し
出
(
いだ
)
す
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
ぼたんが
小米
(
こよね
)
になった。おしょさんのうちへあそびに来た。いつも楽屋や舞台で、知りきった顔なのに、この少年は背広を着てきて、キチンと座っている。一言も口をきかない。
旧聞日本橋:19 明治座今昔
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
多くの新聞には、兼吉が是れ迄も
数々
(
しば/\
)
小米
(
こよね
)
と云ふ婦人に金の迷惑を掛け、今度の凶行も、婦人が兼吉の無心を
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
今ま貴女の
仰
(
おほ
)
せられた金山と言ふ大名華族の老人が、其頃
小米
(
こよね
)
と申す婦人を
外妾
(
めかけ
)
の如く致して居たので、
雇主
(
やとひぬし
)
——其の
芸妓屋
(
げいしやや
)
に於ては非常なる
恐慌
(
きやうくわう
)
を
喫
(
きつ
)
し、又た婦人の
実母
(
はゝ
)
からは
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
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