“こごめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:コゴメ
語句割合
粉米57.1%
小米花28.6%
小米14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
畑にとれた木綿を少し売つて百姓が麦を買はんければならない。大根と粉米こごめと麦とをまぜた飯でも、腹一ぱいに食ふことが出来ないのであつた。秋はだんだんけて行く。
夜烏 (新字旧仮名) / 平出修(著)
厨戸くりやどのとのもの小米花こごめけにけりころも干したり子らがさごろも
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
麦の粉か小米こごめの粉であろう。白い線が地にのこる。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)