“こなゆき”の漢字の書き方と例文
語句割合
粉雪100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
怪物(かいぶつ)が、はじめて田舎(いなか)のその村にやってきたのは、たしか二月もおわりに近い、ある寒(さむ)い朝のことだった。身(み)をきるような風(かぜ)がふいて、朝から粉雪(こなゆき)がちらちら舞(ま)っていた。
筏(いかだ)乗りが青竹の棹(さお)をしごくと水しぶきが粉雪(こなゆき)のやうに散つて、ぶん流し、ぶん流し行く筏の水路は一条の泡を吐いて走る白馬だ。筏板はその先に逃げて水と殆(ほとん)ど一枚板だ。
川 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
そのきついお力ぶみで、お庭の堅(かた)い土が、まるで粉雪(こなゆき)のようにもうもうと飛びちりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)