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こなゆき
ふりがな文庫
“こなゆき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
粉雪
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
粉雪
(逆引き)
怪物
(
かいぶつ
)
が、はじめて
田舎
(
いなか
)
のその村にやってきたのは、たしか二月もおわりに近い、ある
寒
(
さむ
)
い朝のことだった。
身
(
み
)
をきるような
風
(
かぜ
)
がふいて、朝から
粉雪
(
こなゆき
)
がちらちら
舞
(
ま
)
っていた。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
筏
(
いかだ
)
乗りが青竹の
棹
(
さお
)
をしごくと水しぶきが
粉雪
(
こなゆき
)
のやうに散つて、ぶん流し、ぶん流し行く筏の水路は一条の泡を吐いて走る白馬だ。筏板はその先に逃げて水と
殆
(
ほとん
)
ど一枚板だ。
川
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
そのきついお力ぶみで、お庭の
堅
(
かた
)
い土が、まるで
粉雪
(
こなゆき
)
のようにもうもうと飛びちりました。
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
こなゆき(粉雪)の例文をもっと
(15作品)
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