“こさぢ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
木陰地42.9%
木蔭地28.6%
木薩地14.3%
木陰路14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
聲の所在ありかもとむる如く、キョロ/\と落着かぬ樣に目を働かせて、徑もなき木陰地こさぢの濕りを、智惠子は樹々の間を其方に拔け此方に潜る。夢見る人の足取とは是であらう。
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
声の在所ありかもとむる如く、キヨロ/\と落着かぬ様に目を働かせて、径もなき木蔭地こさぢの湿りを、智恵子は樹々の間を其方そなたに抜け此方こなたに潜る。夢見る人の足調あしどりとは是であらう。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
木薩地こさぢしづき頃ほひ。
焔の后 (新字旧仮名) / 末吉安持(著)
木陰路こさぢよ、いまは『追懷おもひで』の
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)