トップ
>
木陰地
>
こさぢ
ふりがな文庫
“
木陰地
(
こさぢ
)” の例文
唯、
木陰地
(
こさぢ
)
の
濕氣
(
しめりけ
)
にも似て、日の目も知らぬ淋しき半生に、不圖天上の枝から落ちた一點の紅は其人である。
二筋の血
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
聲の
所在
(
ありか
)
を
覓
(
もと
)
むる如く、キョロ/\と落着かぬ樣に目を働かせて、徑もなき
木陰地
(
こさぢ
)
の濕りを、智惠子は樹々の間を其方に拔け此方に潜る。夢見る人の足取とは是であらう。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
ひたひたと
木陰地
(
こさぢ
)
に寄せて
詩
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
陰
常用漢字
中学
部首:⾩
11画
地
常用漢字
小2
部首:⼟
6画
“木陰”で始まる語句
木陰
木陰路