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こうじや
ふりがな文庫
“こうじや”の漢字の書き方と例文
語句
割合
麹屋
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
麹屋
(逆引き)
これを新沢という村の
麹屋
(
こうじや
)
のことのように思っていたそうだが、実は非常に古くからある
小
(
ちい
)
さ
子法師
(
こぼうし
)
、すなわち一寸法師の物語であった。
こども風土記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
船岡では気候に変調があり、五月ころのような陽気がつづいたため、
麹屋
(
こうじや
)
ではくるみ味噌を十幾
樽
(
たる
)
かだめにしたそうである。だめにしたとは腐らせたのか、と甲斐が
訊
(
き
)
いた。
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
或時村の友達に誘われまして水街道へ参って、
麹屋
(
こうじや
)
という
家
(
うち
)
で
一猪口
(
ひとちょこ
)
やりました、其の時、酌に出た婦人が名をお
隅
(
すみ
)
と申しまして、
齢
(
とし
)
は
廿歳
(
はたち
)
ですが誠に人柄の
好
(
よ
)
い大人しやかの婦人でございます。
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
麹屋
(
こうじや
)
と云う家で夜食をして道を聞くと、これ/\で渡しを渡れば羽生村だ、土手に付いて
行
(
ゆ
)
くと近いと云うので親切に教えてくれたから、お久の手を引いて
此処
(
こゝ
)
を出ましたのが八月二十七日の晩で
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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