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げばひょう
ふりがな文庫
“げばひょう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
下馬評
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下馬評
(逆引き)
運慶
(
うんけい
)
が
護国寺
(
ごこくじ
)
の山門で
仁王
(
におう
)
を刻んでいると云う評判だから、散歩ながら行って見ると、自分より先にもう大勢集まって、しきりに
下馬評
(
げばひょう
)
をやっていた。
夢十夜
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
心貫流
(
しんかんりゅう
)
の
丸目文之進
(
まるめぶんのしん
)
だろう。イヤ、
吉岡流
(
よしおかりゅう
)
の
祇園藤次
(
ぎおんとうじ
)
だろう。なアに
諸岡一羽
(
もろおかいちう
)
なら
慈音
(
じおん
)
とちょうどいい勝負、などと
衆人
(
しゅうじん
)
の
下馬評
(
げばひょう
)
からして、この
方
(
ほう
)
は
活気
(
かっき
)
が立つ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
などと、
弓道
(
きゅうどう
)
にこころえのある
傍観者
(
ぼうかんしゃ
)
は、はやくも、
各藩
(
かくはん
)
のひかえ
所
(
じょ
)
で
下馬評
(
げばひょう
)
まちまちである。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ひそかに主賓の
下馬評
(
げばひょう
)
さえ
種々
(
さまざま
)
に
囁
(
ささや
)
かれていた。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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