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げこく
ふりがな文庫
“げこく”の漢字の書き方と例文
カタカナ:
ゲコク
語句
割合
下刻
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
下刻
(逆引き)
午の
下刻
(
げこく
)
、上様ご
中食
(
ちゅうじき
)
の後、お
仮屋青垣
(
かりやあおがき
)
までお出ましになるが、特別の思召しをもって、垣そとにて両人に
床几
(
しょうぎ
)
をさしゆるされる。……
介添
(
かいぞえ
)
はおのおの一名かぎり。
顎十郎捕物帳:09 丹頂の鶴
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
そう言えば、
実
(
み
)
もふたもなくなるがさ。実はわたしは、きのう娘に会ったのだよ。すると、きょう
未
(
ひつじ
)
の
下刻
(
げこく
)
に、お前さんと寺の門の前で、会う事になっていると言うじゃないか。
偸盗
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
安政紀元十二月二十八日の夜、
酉
(
とり
)
の
下刻
(
げこく
)
、神田多町二丁目北側の乾物屋三河屋半次郎の店から発火して南の方日本橋まで延焼した。横山湖山がお玉ヶ池の家はその門と
塀
(
へい
)
とを
燬
(
や
)
かれた。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
げこく(下刻)の例文をもっと
(27作品)
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