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けこみ
ふりがな文庫
“けこみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
蹴込
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蹴込
(逆引き)
有松氏は俥の
蹴込
(
けこみ
)
に片足をかけた。その瞬間俥のすぐ前を雌狗が一匹通りかゝつた。先曳の狗はそれを見ると、後藤内相のやうに猛然と
起
(
た
)
ち上つた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
途中に
於
(
おい
)
て護送者が男は
陰嚢
(
いんのう
)
女は
乳
(
ちち
)
を
打
(
うっ
)
て即死せしめ、死骸を路傍の穴へ
蹴込
(
けこみ
)
て、
落着
(
らくちゃく
)
せしむる事あり、
或
(
ある
)
時亭主殺しの疑いある女にて、
繋獄
(
けいごく
)
三年に及ぶも証拠
上
(
あが
)
らずされば
迚
(
とて
)
追放にもなし難く
枯尾花
(新字新仮名)
/
関根黙庵
(著)
一人は
蹴込
(
けこみ
)
に腰を
据
(
す
)
えて、膝かけを頭からかぶって黙って居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
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(13作品)
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