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くわん/\
ふりがな文庫
“くわん/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
寛々
66.7%
緩々
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寛々
(逆引き)
庭木戸を
彈
(
はじ
)
き飛ばすやうに飛び込んで來たガラツ八の八五郎は、相變らず縁側にとぐろを卷いて、
寛々
(
くわん/\
)
と朝の
日向
(
ひなた
)
を樂しんでゐる錢形平次の前に突つ立つたのです。
銭形平次捕物控:212 妹の扱帯
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
其處には
併
(
しか
)
し、朝の膳へ差し向ひになつて、
寛々
(
くわん/\
)
と暖かい味噌汁を啜つて居る幸七夫婦の太平無事な姿があるだけ、二間以上の板も丸太も見付からなかつたのです。
銭形平次捕物控:166 花見の果て
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
くわん/\(寛々)の例文をもっと
(4作品)
見る
緩々
(逆引き)
その最中に自分ひとり
悠々
(
いう/\
)
緩々
(
くわん/\
)
と寢そべつてゐる奴があるものか。あんまりお長屋の義理を知らねえ狸野郎の
横着野郎
(
わうちやくやろう
)
だ。ぬす人のひる寢も好加減にしろと云って、早く
引摺
(
ひきず
)
り起して來い。
権三と助十
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
平次は
緩々
(
くわん/\
)
として、相變らず粉煙草に親しんでをります。
銭形平次捕物控:158 風呂場の秘密
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
くわん/\(緩々)の例文をもっと
(2作品)
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