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くろやま
ふりがな文庫
“くろやま”の漢字の書き方と例文
語句
割合
黒山
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黒山
(逆引き)
「矢っ張り場所が
悪
(
わる
)
いんだ」と野々宮がいふ。男は
二人
(
ふたり
)
で笑つた。団子坂の
上
(
うへ
)
迄
来
(
く
)
ると、交番の前へ人が
黒山
(
くろやま
)
の様に
集
(
たか
)
つてゐる。
迷子
(
まひご
)
はとう/\巡査の手に渡つたのである。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
赤蛙
(
あかがえる
)
が化けたわ、化けたわと、
親仁
(
おやじ
)
が
呵々
(
からから
)
と笑ったですが、もう耳も聞えず
真暗三宝
(
まっくらさんぼう
)
。何か
黒山
(
くろやま
)
のような物に
打付
(
ぶッつ
)
かって、
斛斗
(
もんどり
)
を打って
仰様
(
のけざま
)
に転ぶと、滝のような雨の中に、ひひんと馬の
嘶
(
いなな
)
く声。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
黄山
(
きやま
)
赤山
(
あかやま
)
黒山
(
くろやま
)
の
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
くろやま(黒山)の例文をもっと
(8作品)
見る
“くろやま”の意味
《名詞》
人が群集した様子を山に例えたもの。
木がくろぐろとしげる山。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
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