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くろごめ
ふりがな文庫
“くろごめ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
玄米
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
玄米
(逆引き)
五合ばかりの
玄米
(
くろごめ
)
を、徳利の中へ無造作に入れて
樫
(
かし
)
の棒でコツコツ
搗
(
つ
)
くのであって搗き上がるとそれを
篩
(
ふるい
)
にかけその後で飯に
炊
(
かし
)
ぐのであった。彼は徳利搗きをやりながらも眼では本を読んでいた。
開運の鼓
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
玄米
(
くろごめ
)
の
籾
(
もみ
)
がらくさき
飯
(
いひ
)
ながらほかほかと
食
(
は
)
めばあたたまるもの
雀の卵
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
夕方の仕掛に忙しい
鍋釜
(
なべかま
)
だの、野菜物だの、
玄米
(
くろごめ
)
だのを洗っているこの附近の長屋女房のかしましい群れに、じっと
注
(
そそ
)
いでいるらしいのである。
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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(14作品)
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