“くぶつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
句仏66.7%
供物33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明治三十九年五月三十日 大谷おおたに句仏くぶつ北海道巡錫じゅんしゃくの途次来訪を機とし、碧梧桐庵小集。会者、鳴雪、句仏、六花りっか、碧梧桐、乙字、碧童、松浜。
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
三月三十日 句仏くぶつ十七回忌。
七百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
これは、夜な/\正一位様の御使なる白狐が来て寝る処とかいふ事で、かの鰯の頭も信心柄の殊勝な連中が、時に豆腐の油揚や干鯡ほしにしん乃至ないし強飯こはいひの類の心籠めた供物くぶつを入れ置くところである。
葬列 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)