“そなえもの”の漢字の書き方と例文
語句割合
供物100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
前後あとさきに人はなし、床几しょうぎにも誰もらず、目白もかくれて、風も吹かず、気は凝ってしんとしたから、その柿と、梨と、こつこつと積んだのが、今通る娘のために、供物そなえものした趣があったのである。
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)