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くぐりど
ふりがな文庫
“くぐりど”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
潜戸
96.6%
潜門扉
3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
潜戸
(逆引き)
番小屋はあるが、灯も
洩
(
も
)
れてはいず、人の声もしない。おそらく寝ているのであろう。だが、門の
潜戸
(
くぐりど
)
には錠がおりていた。
風流太平記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
夫
(
そ
)
れから私はその前日、三百五十五両の金を
揃
(
そろ
)
えて風呂敷に包んで、翌早朝新銭座の木村の屋敷に
行
(
いっ
)
て見ると、門が
締
(
しまっ
)
て
潜戸
(
くぐりど
)
まで鎖してある。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
くぐりど(潜戸)の例文をもっと
(28作品)
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潜門扉
(逆引き)
するとまたもや笑い声が、
潜門扉
(
くぐりど
)
の内側から聞こえて来たが、「それでは今度は女煙術師として、お目にかかることにいたしましょう」
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「妾の名はお
粂
(
くめ
)
と申します」
潜門扉
(
くぐりど
)
の内側の女の声が、沈黙を破ってこういったのを、いうところのキッカケとして、驚くばかりに能弁にお粂という女はいい出した。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
とまた女の笑い声が、
潜門扉
(
くぐりど
)
の内側から聞こえて来たが、つづいてこういう声がした。
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
くぐりど(潜門扉)の例文をもっと
(1作品)
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