“潜門扉”の読み方と例文
読み方割合
くぐりど100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
するとまたもや笑い声が、潜門扉くぐりどの内側から聞こえて来たが、「それでは今度は女煙術師として、お目にかかることにいたしましょう」
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「妾の名はおくめと申します」潜門扉くぐりどの内側の女の声が、沈黙を破ってこういったのを、いうところのキッカケとして、驚くばかりに能弁にお粂という女はいい出した。
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
とまた女の笑い声が、潜門扉くぐりどの内側から聞こえて来たが、つづいてこういう声がした。
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)