“くぐつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
傀儡88.9%
傀儡子11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ロア・デ・リボー(淫猥いんわい王)わが邦中古傀儡くぐつの長吏様の親方が所々にあって本夫ほんぷ外の男と親しむ女人より金五片ずつの税を
したがって右の連歌の詞書は、「傀儡師くぐつしなるサムカ」ではなくて、「傀儡くぐつなるシサムが」と見るべきものであろう。
因に云う、谷蟆或いは傀儡子くぐつの語原はククであったらしい。仮名書きには久久都・久求都、或いは多邇久々とある。
そして他の道筋から来た傀儡子くぐつ土師部はじべの徒が、またこれらと流れあって、その他の雑多の落伍者らをも一つにして、そのある者は栄達して世の尊敬を受けるに至った一方において
俗法師考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
それには、古事記に少彦名命の事を知っておるものが久延毘古くえびこであり、その事を大国主神に申し上げたものが多邇具久たにぐくであったという、その谷蟆とは傀儡子くぐつの事ではなかろうかというのであった。