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くうきょ
ふりがな文庫
“くうきょ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
空虚
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空虚
(逆引き)
ただ
無性
(
むしょう
)
に弱くなった気持ちが、ふと
空虚
(
くうきょ
)
になった胸に押し重なって、疲れと空腹とを一度に迎えたような
状態
(
じょうたい
)
なのだ。
落穂
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
幸に語学の方は
怪
(
あや
)
しいにせよ、どうかこうかお茶を
濁
(
にご
)
して行かれるから、その日その日はまあ無事に済んでいましたが、腹の中は常に
空虚
(
くうきょ
)
でした。
私の個人主義
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
その隣にはお千の
空虚
(
くうきょ
)
の
寝床
(
ねどこ
)
があった。これはいけないと思って、彼は前後の見境もなく、今まで寝ていた自分の寝床を畳んで横の方に近づけた。
棺桶の花嫁
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
くうきょ(空虚)の例文をもっと
(16作品)
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