“ぎんりゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
吟龍25.0%
銀柳25.0%
銀流25.0%
銀竜25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「小さく、吟龍ぎんりゅうと書いてあります」
宮本武蔵:02 地の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
銀柳ぎんりゅう金花きんか、楼をめぐ翠靄すいあいその
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と空をきって飛来した手練の鉤縄かぎなわせいあるもののようにきそい立って、あわや左膳の頸へ! 触れたもほんの一瞬、銀流ぎんりゅうななめに跳ねあがって小蛇とまつわる縄を中断したかと思うと
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
大昔、竜門りゅうもん峡谷きょうこくに、これぞ真の森の王と思われる古桐ふるぎりがあった。頭はもたげて星と語り、根は深く地中におろして、その青銅色のとぐろ巻きは、地下に眠る銀竜ぎんりゅうのそれとからまっていた。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)