“銀竜”の読み方と例文
読み方割合
ぎんりゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大昔、竜門りゅうもん峡谷きょうこくに、これぞ真の森の王と思われる古桐ふるぎりがあった。頭はもたげて星と語り、根は深く地中におろして、その青銅色のとぐろ巻きは、地下に眠る銀竜ぎんりゅうのそれとからまっていた。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)