“ぎょゆう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御遊92.3%
御有7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかるに法皇が、四十九日も済まぬうちに八幡に行幸、御遊ぎょゆうあそばされたのは、ひとえに、この清盛、重盛親子を煙たく思われている証拠であろう。
それから宿に行ったら、君たちはわらび採りの御遊ぎょゆうだと聞いたから、みちおそわってやって来たんだ。なに、明日あすは帰らなけりゃならん。邪魔に来たようだな。はッはッ
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
または帝室御有ぎょゆうの不動産にても定められたきとのことは、毎度陳述するところにして、もしも幸にして我が輩の意見の如くなることもあらば、私学校の保護の如き
学問の独立 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
本省より分離して一旦帝室の御有ぎょゆうとなし、さらにこれを民間の有志有識者に附与して、共同私有私立学校のていをなさしめ、帝室より一時巨額の金円を下附せられて永世保存の基本をたつるか、また
学問の独立 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)