“きんすけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
金助80.0%
公佐20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「さァ、金助きんすけ。」
(新字新仮名) / 新美南吉(著)
して待うち翌日に成しかば名主鵜川惣内うがはそうない後家お深組頭周藏佐治右衞門傳兵衞でんべゑ木祖きそ兵衞親類には千右衞門喜平治金助きんすけ大八丈右衞門兩となりの善右衞門まご四郎辰六かく右衞門其ほか多人數たにんず入來り九郎兵衞八右衞門きう七八内忠七六之助などは分家ぶんけ故皆々勝手働き先代が取立とりたてし百姓三五郎辰八等は水を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ただ彼女の連れ子(前夫との一女子)は右馬頭うまのかみ公佐きんすけに嫁いでいたので、その女子だけは、良人と共に京都へ移り、時の一条能保よしやすと肩をならべて、かなり一ト頃は羽振りをふるった。
が、この公佐きんすけもまもなく京都で失脚している。そして子孫は朝廷に仕えてきたが「尊卑分脈」でみると、それからは——阿野実直——(不明)——公廉——廉子やすこ——の順となっている。