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きらん
ふりがな文庫
“きらん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
其嵐
33.3%
危欄
33.3%
奇蘭
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其嵐
(逆引き)
蕉門も檀林も
其嵐
(
きらん
)
派も
支麦
(
しばく
)
派も用ゐるに
難
(
かたん
)
じたる極端の俗語を取て平気に俳句中に
挿入
(
そうにゅう
)
したる蕪村の技倆は実に測るべからざる者あり。
俳人蕪村
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
きらん(其嵐)の例文をもっと
(1作品)
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危欄
(逆引き)
判るさ、
俺
(
おいら
)
はこれでも、漢詩の
平仄
(
しろくろ
)
を並べたことがあらあ、酔うて
危欄
(
きらん
)
に
倚
(
よ
)
れば
夜色
(
やしょく
)
幽
(
かすか
)
なり、
烟水
(
えんすい
)
蒼茫
(
そうぼう
)
として舟を見ず、どうだい、今でも韻字の本がありゃ、詩ぐらいは作れるぞ
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
きらん(危欄)の例文をもっと
(1作品)
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奇蘭
(逆引き)
夏は
氷盤
(
ひょうばん
)
に
莓
(
いちご
)
を盛って、
旨
(
あま
)
き血を、クリームの白きなかに
溶
(
とか
)
し込むところにある。あるときは熱帯の
奇蘭
(
きらん
)
を見よがしに匂わする温室にある。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
きらん(奇蘭)の例文をもっと
(1作品)
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