“きらぼし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
綺羅星94.1%
輝星5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、招かれた客は一人も欠席せず、所定の時間には、所謂いわゆる綺羅星きらぼしの如く着飾った婦人連と、夜会服に身を固めた男子連が、雲の如くに参集した。
外務大臣の死 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
「おかげでこのとおり、山寨さんさいには九名の豪傑をあらたに加え、いちばい綺羅星きらぼしの陣を強固にいたしました。すべてこれは宋先生のご恩恵と申すもので」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
駒木根こまきね肥前守かけひ播磨守久松ひさまつ豐前守稻生いなふ下野守御目附には野々山のゝやま市十郎松田勘解由まつだかげゆ徳山とくやま兵衞へゑとう諸御役人しよおんやくにん輝星きらぼしの如く列座れつざせらる此時松平伊豆守殿進出すゝみいでて申されけるは此度天一坊殿關東くわんとう下向げかうに付今日御役人ども御對面ごたいめん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)