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きよくせき
ふりがな文庫
“きよくせき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
跼蹐
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
跼蹐
(逆引き)
右、貞盛はかつて追捕を脱し、
跼蹐
(
きよくせき
)
して、上京せる者なり。官府において、その事由を、
糺
(
ただ
)
せらるべきに、何ぞはからん、彼が理を得るの官符を下し賜はんとは。
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
件
(
くだん
)
の貞盛は、追捕を免れて
跼蹐
(
きよくせき
)
として道に上れる者也、公家は
須
(
すべか
)
らく捕へて其の由を
糺
(
たゞ
)
さるべきに、而もかへつて理を得るの官符を給はるとは、是尤も
矯飾
(
けうしよく
)
せらるゝ也。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
吾人は我邦の公共事業の舞台に立つて
役者
(
えきしや
)
たる者が、少しく気局を
濶大
(
くわつだい
)
にせん事を願うて止まざるなり、之を政治家に例すれば、県治の政事海にあるものは論争常に県治の中に
跼蹐
(
きよくせき
)
し
一種の攘夷思想
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
きよくせき(跼蹐)の例文をもっと
(3作品)
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