“きょうてんどうち”の漢字の書き方と例文
語句割合
驚天動地100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは実に、私に取っては、まるで予期しなかった驚天動地きょうてんどうちの大事件でございました。女は神聖なもの、いやむしこわいものとして、顔を見ることさえ遠慮していた私でございます。
人間椅子 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
つぎにおこる驚天動地きょうてんどうち争闘そうとう御岳山上みたけさんじょうにおけるこのへん大眼目だいがんもくえがくために、あえて、ここに緩慢かんまん数行すうぎょうをついやす筆者ひっしゃ作心さくしん支度したくをゆるしたまえ。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
兄さんの、世界を驚かすような「驚天動地きょうてんどうちの大事業」というのは、ボルネオに関係したことのようにも思われるが、どっちにしても、最後までやり通さなければならない、と思った。
秘境の日輪旗 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)