“きょうけい”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:キョウケイ
語句割合
恭敬50.0%
姜冏16.7%
強勁16.7%
龔景16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
信心気しんじんぎ……ただ恭敬きょうけい礼拝らいはいの念の、薄くなりはしないかと危ぶまれます、私の身で、もし、一度、仲見世の敷石で仰向けに卒倒しましたら、頭の下に、観世音の菊も、誰の手の葉も枝もなく
菊あわせ (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
彼はこの天水郡冀城きじょうの人で、姜維きょういあざな伯約はくやくという有為ゆういな若者です。父の姜冏きょうけいはたしか夷狄いてきの戦で討死したかと思います。ひとりの母に仕えて、実に孝心の篤い子で、郷土の評判者でした。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
多くの美学者によって言われるような、強勁きょうけいとか厳正とか自若とか慈悲抱擁とかいうようなものだけでは余りよそよそしくて、この御像の真を伝え得ない。
美の日本的源泉 (新字新仮名) / 高村光太郎(著)