“きづかえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
気支50.0%
気遣50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それについては郷里くにの方へ何といって返事を出したらいいか、その事にくるしんでいる。尋常一様の返事ではとても承知する気支きづかえがなし。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
... 幾日待っていても癒る気支きづかえがないよ」大原「イヤハヤ驚いたね、僕は養生のために我慢して流動物ばかり飲んだ」中川
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
妹「もしや外で晩の御飯を召上っていらっしゃるといけませんね。呼びにお上げなすったら如何いかがです」兄「まだ下宿屋生活をしている人物だから今頃うちにいる気支きづかえがない。 ...
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
賤「気遣きづかえがないったって、お内儀が迎いに来たのだから嬉しそうな顔付をしてさ」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)