“きつつき”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:キツツキ
語句割合
啄木鳥86.0%
啄木9.3%
喙木鳥2.3%
折々啄木鳥2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その話はわれわれのあいだでは、雀孝行すずめこうこうという名で知られている。むかしむかしすずめつばめ、または雀と啄木鳥きつつきとは、姉と妹であった。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
なに思ふらむ啄木きつつき
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
三本ほどはなれた樫で喙木鳥きつつきがその柔らかい樹の皮にくちばしをつき刺して、ことこと叩いた、また叩いた。
(新字新仮名) / フィオナ・マクラウド(著)
有明月の影もまだ明らかな暁に其処に入つてゆけば折々啄木鳥きつつきの鋭い姿と声とに出会ふ。
沼津千本松原 (新字旧仮名) / 若山牧水(著)