“きつつき”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:キツツキ
語句割合
啄木鳥87.2%
啄木10.3%
喙木鳥2.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこの、寄木細工のなめらかな床の上を、樹の肌をたたいている無数の啄木鳥きつつきのように、コツコツコツコツと、不思議なリズムをなして、私達の靴音が走っています。
覆面の舞踏者 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
そしてたいへん慌てながら、わきに化粧をしてゐた、おめかし屋のイソクソキ(啄木鳥きつつきのこと)にむかつて、
小熊秀雄全集-14:童話集 (新字旧仮名) / 小熊秀雄(著)
いつも Jay, Jay と云つてやがつて煩さい野郎だ、——あの莫迦な啄木鳥きつつきの奴め、ああやつて樅のてつぺんまで攀ぢ登つてゆく氣なのかしら、といつた冷淡な調子で
巣立ち (旧字旧仮名) / 堀辰雄(著)
その一つは鹿児島県の南の島、奄美大島あまみおおしまで採集せられたもの、すずめ啄木鳥きつつきとの姉妹は奉公ほうこうに出ていて、家に年とった親をのこしていた。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
啄木鳥きつつきは頑固だが、怖ろしくない。誰もあんな鳥を恐れはしない。そこで俺は心からすすめる、修道院へ行きな」
背中の下で、啄木きつつきついばむような小さい物音を知り、
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
静寂。三本ほどはなれた樫で喙木鳥きつつきがその柔らかい樹の皮にくちばしをつき刺して、ことこと叩いた、また叩いた。
(新字新仮名) / フィオナ・マクラウド(著)