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ききほ
ふりがな文庫
“ききほ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
聴惚
42.9%
聞惚
42.9%
聞恍
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
聴惚
(逆引き)
「ふむ」とお島は首を
傾
(
かし
)
げて
聴惚
(
ききほ
)
れていた。今まで莫迦にしていたこの男が、何か耳新しい特殊な智識を持っている
悧巧
(
りこう
)
者のように思えて来た。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
ききほ(聴惚)の例文をもっと
(3作品)
見る
聞惚
(逆引き)
間調子
(
まぢょうし
)
に合わせて、その段の欄干を、軽く手を打ちて、機織の真似し、次第に
聞惚
(
ききほ
)
れ、うっとりとなり、おくれ
毛
(
げ
)
はらはらとうなだれつつ
仮睡
(
いねむ
)
る。
多神教
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ききほ(聞惚)の例文をもっと
(3作品)
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聞恍
(逆引き)
その日は宗蔵も珍しく機嫌よく、身体の不自由を忘れて、嫂の物語に
聞恍
(
ききほ
)
れていた。実が刑余の人であるにも
関
(
かかわ
)
らず、こういう昔の話が出ると、弟達は兄に対して特別な尊敬の心を持った。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
ききほ(聞恍)の例文をもっと
(1作品)
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