トップ
>
がんもく
ふりがな文庫
“がんもく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
眼目
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
眼目
(逆引き)
「なんでござんしょうか——この
遠駆
(
とおが
)
けの勝負の
眼目
(
がんもく
)
は、つまり、あの
白鳥
(
しらとり
)
の
峰
(
みね
)
の
大鳥居
(
おおとりい
)
までいって、さっきの
遠矢
(
とおや
)
を、一本ずつ持って
帰
(
けえ
)
ってくりゃあよろしいンですね」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ここが原本には
眼目
(
がんもく
)
の見せ場なるが、実に残酷の絶頂に達せるものにて、
一睨
(
ひとにら
)
みごとに手を
拍
(
う
)
つて喜ぶ見物すら下を向いて見ぬ位なれば、いくら出したくても出せなくなるは今の
間
(
ま
)
なり。
明治座評:(明治二十九年四月)
(新字旧仮名)
/
三木竹二
(著)
それがばかに面白くって、時どき裏庭へ隣の人や
朋友
(
ともだち
)
を入れて、それに見せてやったのです、そうです、ね、そのとき、私は十七でしたよ、お話の
眼目
(
がんもく
)
はこれからですが、どうか、さあ
港の妖婦
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
がんもく(眼目)の例文をもっと
(11作品)
見る