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がじろうだゆう
ふりがな文庫
“がじろうだゆう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
蛾次郎太夫
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蛾次郎太夫
(逆引き)
と
腹
(
はら
)
からかまえどりをきめて
蛾次郎太夫
(
がじろうだゆう
)
、
邪念
(
じゃねん
)
をはらって
独楽
(
こま
)
を持ちなおし、
恬然
(
てんぜん
)
として四どめの
口上
(
こうじょう
)
を
反
(
そ
)
り
身
(
み
)
でのべたてた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、独楽につれていた見物の眼は、ふッと、
宙
(
ちゅう
)
にまよってウロウロした。おどろいたのは
蛾次郎太夫
(
がじろうだゆう
)
で手のうちの
玉
(
たま
)
をとられたという文字どおりに
狼狽
(
ろうばい
)
して
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いよいよ
本芸
(
ほんげい
)
にとりかかったところで、どうしたのか
蛾次郎太夫
(
がじろうだゆう
)
、ふと
妙
(
みょう
)
なことが気にかかっていたせいか、いつもあざやかにやる
水独楽
(
みずごま
)
虹渡
(
にじわた
)
りの
曲
(
きょく
)
まわしを、その日は、三どもやりそこなって
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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