“かゞみいた”の漢字の書き方と例文
語句割合
鏡板100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寢臺が、私の前に立つてゐて、右手には、背の高い、くろずんだ衣裝箪笥があつて、薄暗い、斷續的の光線が、鏡板かゞみいたの光澤に強弱をつけてゐた。左手には、日除けシエードりた窓があつた。
そのなかでもまづにつくのは、うま使つかつた馬具ばぐるいであります。これにはてつつくつたくつわだとかくらだとか、そのほかのものがありますが、くつわには兩側りようがは鏡板かゞみいたといふ部分ぶぶんにいろんなかざりがついてをります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)