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かんぬしさま
ふりがな文庫
“かんぬしさま”の漢字の書き方と例文
語句
割合
神職様
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
神職様
(逆引き)
神職様
(
かんぬしさま
)
、おおせでっしゅ。——自動車に
轢
(
ひ
)
かれたほど、
身体
(
からだ
)
に
怪我
(
けが
)
はあるでしゅが、梅雨空を泳ぐなら、
鳶烏
(
とびからす
)
に負けんでしゅ。
貝の穴に河童の居る事
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
神職様
(
かんぬしさま
)
、
小鮒
(
こぶな
)
、
鰌
(
どじょう
)
に腹がくちい、貝も
小蟹
(
こがに
)
も欲しゅう思わんでございましゅから、白い浪の打ちかえす
磯端
(
いそばた
)
を、八
葉
(
よう
)
の
蓮華
(
れんげ
)
に気取り、
背後
(
うしろ
)
の
屏風巌
(
びょうぶいわ
)
を、
舟後光
(
ふなごこう
)
に真似て、円座して……
翁様
(
おきなさま
)
貝の穴に河童の居る事
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
えい、
神職様
(
かんぬしさま
)
。
馬蛤
(
まて
)
の穴にかくれた小さなものを
虐
(
しいた
)
げました。
貝の穴に河童の居る事
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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