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からがら
ふりがな文庫
“からがら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
辛々
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
辛々
(逆引き)
見る見る蛇は中央の一艘を占領して、北見之守をはじめ、妻妾も家臣達も命
辛々
(
からがら
)
、比較的蛇の襲撃の少ない、他の二艘に引き揚げたのが精々でした。
新奇談クラブ:08 第八夜 蛇使いの娘
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
婢
(
をんな
)
は命
辛々
(
からがら
)
迯了
(
にげおほ
)
せけれども、目覚むると
斉
(
ひとし
)
く
頭面
(
まくらもと
)
は一面の火なるに仰天し、二声三声奥を
呼捨
(
よびすて
)
にして走り
出
(
い
)
でければ、
主
(
あるじ
)
たちは
如何
(
いか
)
になりけん、知らずと言ふ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
秋月九十郎は命
辛々
(
からがら
)
逃げ廻りました。そして、一つ一つ物を失い、一枚一枚身の皮を剥ぎました。
奇談クラブ〔戦後版〕:04 枕の妖異
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
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