トップ
>
からいけ
ふりがな文庫
“からいけ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
空池
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空池
(逆引き)
此頃の
旱
(
ひでり
)
に
亀甲形
(
きつかふがた
)
に
亀裂
(
ひヾ
)
の
入
(
い
)
つた
焼土
(
やけつち
)
を踏んで、
空池
(
からいけ
)
の、日が
目
(
め
)
を
潰
(
つぶ
)
す計りに
反射
(
はんしや
)
する、白い大きな
白河石
(
しらかはいし
)
の橋の上に腰を
下
(
おろ
)
した。
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
檜葉の茂み、楓の幹、
空池
(
からいけ
)
の中の小石、それらは皆闇に包まれていたが、それらにまつわってるあの当時の思い出がしつこく頭に浮んできた。
子を奪う
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
空池
(
からいけ
)
の低地には池のほとり、滑らかな芝生から裾野へかけ、数百の馬が放牧されて画趣を添え、同じく一面の芝生であるリンクスの
遥
(
はるか
)
の斜面には点々として豆の
如
(
ごと
)
く
雲仙岳
(新字新仮名)
/
菊池幽芳
(著)
矢岳と野岳との間の最低地
空池
(
からいけ
)
を控え、野岳と連接する妙見岳の裾野が、見事なスロープを作り最左方石割山との間に、寄生火山を持つ第一
吹越
(
ふきこし
)
の
障壁
(
しょうへき
)
で、北を限った一大盆地がそれである。
雲仙岳
(新字新仮名)
/
菊池幽芳
(著)
からいけ(空池)の例文をもっと
(3作品)
見る