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かみどお
ふりがな文庫
“かみどお”の漢字の書き方と例文
語句
割合
上通
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上通
(逆引き)
「食事でもなんでもお
上通
(
かみどお
)
りで、お鯉さんとひとつに
食
(
たべ
)
るのですよ。あの方が身を
立
(
たて
)
てあげればだが、お鯉さんもそれまでにはまた一苦労ですね」
一世お鯉
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
奥様の方から無理に勧めて置いたお秋様が
挙
(
もう
)
けました若様が、お
三歳
(
みっつ
)
という時に奥様がお
逝去
(
かく
)
れになりましたから、お秋様はお
上通
(
かみどお
)
りと成り、お秋の方という。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
左膳の娘
花
(
はな
)
なる者が、
奥向
(
おくむき
)
へ御奉公中、
先
(
せん
)
殿様のお手が付き懐妊の身となりしが、其の頃お
上通
(
かみどお
)
りのお
腹様
(
はらさま
)
嫉妬深
(
しっとふか
)
く、お花を
悪
(
にく
)
み、
遂
(
つい
)
に
咎
(
とが
)
なき左膳親子は
放逐
(
ほうちく
)
を
仰付
(
おおせつ
)
けられ
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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