“かみと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
噛取33.3%
噛留33.3%
神解33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ズボンは滅茶苦茶めちやくちや引裂ひきさかれ、片足かたあしくつ無殘むざん噛取かみとられて、いのちから/″\車中しやちうまろんだ。
うっかり口に出そうな挨拶こんにちはを、唇で噛留かみとめて、心着くと、いつの間にか、足もやや近づいて、帽子に手を掛けていたきまりの悪さに、背を向けて立直ると、雲低く、下谷したや、神田の屋根一面
売色鴨南蛮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
電光が幌を破るようにして隙間すきまから射し込んで来る。おりおり神解かみとけがするもようである。すさまじいその音響に湿気を帯びた重い空気がびりびりと震動する。