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かねう
ふりがな文庫
“かねう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
砂金売
50.0%
金売
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
砂金売
(逆引き)
「
旅商人
(
たびあきゅうど
)
が、堀井弥太では、おかしかろう。——一年に一度ずつ
京都
(
みやこ
)
へ
顧客
(
とくい
)
廻りに来る、奥州者の
砂金売
(
かねう
)
り
吉次
(
きちじ
)
とは、実は、この弥太の、ふたつ名前だ」
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
兵燹
(
へいせん
)
で、半焼けになったまま、建ち腐れになっている
巨
(
おお
)
きな
伽藍
(
がらん
)
である。そこの山門へ駈けこんで雨宿りをしていた
砂金売
(
かねう
)
り
吉次
(
きちじ
)
は、そっと首を出してみた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「……うむ」堀井
弥太
(
やた
)
の
砂金売
(
かねう
)
り吉次は、えくぼをたたえて、
頷
(
うなず
)
いた。ふとい——大きな息で
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かねう(砂金売)の例文をもっと
(1作品)
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金売
(逆引き)
四十前後の旅びとは
額
(
ひたい
)
を皺めて怖ろしそうに語った。それを黙って聴いている若い旅びとは千枝太郎であった。それを語っている旅びとは
陸奥
(
みちのく
)
から戻って来た
金売
(
かねう
)
りの
商人
(
あきうど
)
であった。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
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