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砂金売
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かねう
ふりがな文庫
“
砂金売
(
かねう
)” の例文
「
旅商人
(
たびあきゅうど
)
が、堀井弥太では、おかしかろう。——一年に一度ずつ
京都
(
みやこ
)
へ
顧客
(
とくい
)
廻りに来る、奥州者の
砂金売
(
かねう
)
り
吉次
(
きちじ
)
とは、実は、この弥太の、ふたつ名前だ」
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
兵燹
(
へいせん
)
で、半焼けになったまま、建ち腐れになっている
巨
(
おお
)
きな
伽藍
(
がらん
)
である。そこの山門へ駈けこんで雨宿りをしていた
砂金売
(
かねう
)
り
吉次
(
きちじ
)
は、そっと首を出してみた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「……うむ」堀井
弥太
(
やた
)
の
砂金売
(
かねう
)
り吉次は、えくぼをたたえて、
頷
(
うなず
)
いた。ふとい——大きな息で
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
砂
常用漢字
小6
部首:⽯
9画
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
売
常用漢字
小2
部首:⼠
7画
“砂金”で始まる語句
砂金
砂金窟
砂金商人