“かつしか”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カツシカ
語句割合
葛飾94.7%
勝鹿5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
佐渡は、恐縮して、藩邸から自分の邸に帰ると、すぐ駒の支度をさせ、従者もただ一人連れたきりで、葛飾かつしかの法典ヶ原へいそいだ。
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
第一は長助が十八貫めもあった大兵肥満たいひょうひまんの男だったということ、第二はまえにもいったように葛飾かつしか在の草相撲ずもう上がりであったということ
『万葉集』の勝鹿かつしか真間ままの入江、または麻万ままの浦は果して今の東葛飾ひがしかつしか郡市川市大字真間ままであろうか。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
仮名垣魯文かながきろぶんの門人であった野崎左文のざきさぶんの地理書にくわしく記載されているとおり、下総しもうさの国栗原郡勝鹿かつしかというところに瓊杵神ににぎのかみという神がまつられ、その土地から甘酒のような泉が湧き
葛飾土産 (新字新仮名) / 永井荷風(著)