“かずよし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
和義50.0%
一美25.0%
一義25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
美作の菩提寺ぼだいじ城には、これも尊氏がのこしておいた山間部隊がいたし、また備前には石橋和義かずよし、田井、頓宮とんぐう、内藤の一族もあって、かたく連鎖れんさ防禦をき、すべて義貞の前に
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その父武次郎は、代々請地うけじに住んでいて、上野輪王寺宮に仕えていた寺侍であったが、維新後は隠居をし、長男虎間太郎こまたろうを当時江戸派の彫金師として羽ぶりのよかった尾崎一美かずよしに入門せしめた。
花を持てる女 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
村田清風の詩は、嘉永かえい四年が叔父徳富一義かずよし、小楠翁にばいして天下を周遊するに際し、親しく村田翁に授りたるもの、今や蔵して余の家にり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)