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かしらつ
ふりがな文庫
“かしらつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
頭附
50.0%
頭付
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
頭附
(逆引き)
茶碗もりや、
鯛
(
たい
)
の
頭附
(
かしらつ
)
きの焼もので、赤の飯で
囃
(
はや
)
したてたのだ。その後、この女のところへであろうが、別荘、別荘、と別荘行きを毎夜
記
(
しる
)
しつけてある。
田沢稲船
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
これはそのままじゃおけません、わたしはこれを神棚へ捧げます、そうしてこれから買物に出かけます、
小豆
(
あずき
)
の御飯を炊いて、お
頭附
(
かしらつ
)
きでお祝いをしましょう。
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
それでもその場はそれだけで、何のこだわりもなく、市場は以前のような
喧噪
(
けんそう
)
と
雑沓
(
ざっとう
)
にかえり、お雪ちゃんは首尾よく手頃のお
頭附
(
かしらつ
)
きを買って家へ帰りました。
大菩薩峠:32 弁信の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
かしらつ(頭附)の例文をもっと
(2作品)
見る
頭付
(逆引き)
お化粧でもさせて置いてくれ、其の前に仕事がある、此の金を襦袢へ縫込んでくれ、善藏や、手前は
直
(
すぐ
)
に水道町の花屋へ行って、目出度く何か
頭付
(
かしらつ
)
きの魚を三枚ばかり取って来い
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
それだけがこの狭い座敷に坐って、赤い御飯にお
頭付
(
かしらつ
)
きの一
尾
(
ぴき
)
も食べるというくらいのことです。この前日に京都の松茸を頂いたのは有難い。おかげで明晩の御料理が一つ
殖
(
ふ
)
えました。
半七捕物帳:37 松茸
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
かしらつ(頭付)の例文をもっと
(2作品)
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